
一般歯科では、おもに虫歯の治療を行います。虫歯とは、簡単に説明すると酸によって歯が溶かされる病気のこと。溶かされ方の度合によって、C0からC4という5段階に分類され、その段階に応じた治療を行います。
| 進行段階 | 症状 | 治療法 |
| C0 【ごく初期の虫歯】 ![]() |
歯の表面のエナメル質が溶けはじめ、白く濁っている状態です。まだ歯に穴はあいておらず、痛みなどの自覚症状はありません。 | 適切なブラッシングやフッ素塗布で治ることがあります。 |
| C1 【エナメル質の虫歯】 ![]() |
歯の表面のエナメル質が溶けはじめ、黒ずんでいる状態です。冷たいものがしみることがありますが、まだ痛みはありません。 | 虫歯に冒された部分を削り、レジン(歯科用プラスチック)を詰めて治療します。 |
| C2 【象牙質の虫歯】 ![]() |
エナメル質の内側にある象牙質まで虫歯が進行した状態です。冷たいものや甘いものがしみるようになり、ときどき痛むこともあります。 | 虫歯に冒された部分を削り、インレー(詰め物)で補います。 |
| C3 【神経まで達した虫歯】 ![]() |
神経まで虫歯が進行した状態です。熱いものがしみるようになるほか、何もしていなくてもズキズキと激しく痛むようになります。 | 神経を除去し、神経が入っていた管(根管)の内部を消毒して薬剤を詰める根管治療を行い、クラウン(被せ物)を被せます。 |
| C4 【歯根まで達した虫歯】 ![]() |
歯の大部分が溶けてなくなり、歯根まで虫歯に冒された状態です。神経が死に、痛みはなくなりますが、歯根部に膿が溜まると再び痛みが出ます。 | 多くの場合、抜歯が必要です。抜歯後、入れ歯やブリッジ、あるいはインプラントなどで失った歯の機能の回復を図ります。 |

小児歯科では、乳幼児期から永久歯が生えそろう学童期(12~13歳ごろ)までを対象とした、虫歯の治療や予防処置を行います。子どもの歯はやわらかく、奥歯の形状も複雑で虫歯になりやすいものです。将来の健康な歯のために、一緒にお子様の歯を虫歯から守りましょう。
当院では、最初の治療時には、お子様に少しでもリラックスして治療を受けていただけるよう親御様に同席をお願いしております。また、治療をがんばったご褒美として、おもちゃのプレゼントもご用意しています。
赤ちゃんや、まだおむつの取れない小さなお子様連れでも安心して受診していただけるよう、おむつ替えシートも設置していますので、受診なさるお子様だけではなく、小さなご兄弟もどうぞご一緒にご来院ください。
フッ素塗布

フッ素の虫歯抑制効果を利用して、歯にフッ素を塗布することで虫歯になりにくい強い歯質を作る処置です。フッ素には、歯の修復作用である再石灰化を促進する働きがあるため、ごく初期の虫歯の場合には治癒できることもあります。
シーラント

シーラントとは、奥歯の溝にプラスチック樹脂を埋め込み、食べカス などが溜まりにくい状態にすることで虫歯を予防する方法です。歯を削ることもなく、虫歯予防には非常に効果的な方法です。
ムーシールド
ムーシールドとは、特殊なマウスピースを装着して、お子様の受け口(反対咬合)を治療する方法です。就寝中など1日のうち数時間装着することで舌の位置を押し上げ、お口の周囲の筋肉の働きを正常にします。それによって上顎の成長が促されると同時に下顎の成長を抑え、正常な咬合へと矯正します。
ブラッシング指導

毎日のホームケアをしっかりと行っていただくために、注意すべき生 活習慣などについてご説明したうえで、お子様一人ひとりに合わせたブラッシング方法や仕上げ磨き方法をご説明いたします。
過剰歯の抜歯
過剰歯とは、本来生えてくる歯の本数(乳歯が20本、永久歯が32本)を超えて生えてくる歯のことです。過剰歯があると、周囲の歯を圧迫し歯並びを乱す原因となったり、永久歯が生えてこなくなったりすることがありますので、ほとんどのケースで抜歯します。

根管治療とは、虫歯が神経にまで達した(C3以上)場合に行う、歯を残すための治療です。死んだ歯髄(神経や血管)や汚染された象牙質を取り除き、根管の中を清掃して消毒します。
根管とは、神経や血管の入った細いトンネル状の歯の根のことで、ごく細く目で確認することができません。また、湾曲していたり、複雑に枝分かれしていたりするため、治療には非常に高い技術と豊富な経験が求められます。
当院では、電動式でより早く、よりきれいに根管を治療することができる「ニッケルチタンファイル」を導入しております。根管内の異物や汚れをしっかりと除去することで、治療後の再発を防ぎ、ご安心いただける確かな根管治療を行いますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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